遊びは未来をつくる|シニアになっても歩ける体を今から育てる理由

バーをまたぎながら後ろ足を意識して動かすジャックラッセルテリアのラム

シニア犬が歩けなくなる原因は、
筋力の低下だけではありません。

実はもうひとつ大きいのが、
「自分の足をどう動かすか」という
神経の伝達や認識の衰えです。

体はあるのに、動かし方が分からない。

それが、歩けなくなる一因になります。

だからこそ、若いうちに大切なのは
“体を使う経験”を増やしておくこと。

特に、考えながら動く遊びは
認知機能や反射神経をしっかり刺激します。

例えば、
・パルクール
・スケボー
・バックやバックアラウンド
・ウィーブやエイト
・棒をまたぐ、くぐる

こういった遊びは、
ただのトリックではありません。

体の使い方を覚え、
神経の通り道を増やしていく時間です。

例えばトリックの「バック」。

ラムは最初、
「バック」と言っても無反応でした。

教え方が分からない私。

そんなある日、
スクールで知り合ったラムより小さなチワワちゃんが、
こなれた様子でバックをしていました。

びっくり。

そして後ろ足、ムッキムキ😅

私は教え方を教わり、
家で毎日コツコツ練習しました。

まずは、テレビボードと折りたたみテーブルで
細い通路を作り、
オヤツを鼻のあたりに持ってバックさせる方法。

オヤツの位置が高いと、
ラムはお座りしてしまうので、少し低めに。

次はラムの正面に立ち、
「バック」と言いながら一歩前へ。

次は廊下で。
できるようになってきたらリビングで。

後ろ足を意識して自分で動かすこの動きは、
普段あまり使わないため、
犬にとっては少し難しいようです。

それでも毎日少しずつ積み重ねていく中で、
変化が見えてきました。

今では遠隔でも「バック」と言うと下がれるようになり、
飼い主の周りをバックで回る
「バックアラウンド」もできるようになりました。

ただ出来るようになっただけではなく、
後ろ足で踏ん張る力や、
体のバランスも安定してきたように感じています。

犬の体は、
前足に約7割、後ろ足に約3割の負担がかかると言われています。

だからこそ意識して、
後ろ足を使う経験をしておくことで、
シニアになっても
自分の足で歩き続けられる土台がつくられていきます。

さらに5歳を過ぎると、
代謝が落ちて脂肪もつきやすくなります。

動かないと筋肉は減り、
体はどんどん重くなっていく。

だからこそ「今の遊び方」が、未来の体をつくっていきます。

最初はうまくいかなくても大丈夫です。

ほんの少しでも「できた」を積み重ねることが、
未来の体につながっていきます。

遊びは、ただ楽しいだけじゃない。

未来のための準備であり、
“体と心を守る時間”でもあります。

体高30センチの先生は
「おばあちゃんになってもダッシュしますから✋️」

と、今日も張り切っています。

その一歩一歩が、
きっと未来の足になっていくんだと思います。

🌿遊びや経験が、心と体をどう育てていくか。
こちらの記事でも綴っています。

🌿未来を守る事と、”今を生きる事”のバランスについて、改めて考えさせらた出来事でした。

🌿”どう動くか”を考える経験は、犬の体だけではなく、自信も育てていくのかもしれません。

🌿シリーズ一覧はこちら

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