「細い」と言われるその体は、本当に問題なのでしょうか。
見た目ではなく、”動き”から考える犬の体型の話
ラムは、よく言われます。
「ちょっと細すぎない?」
最初は、少し不安になりました。
もっと食べさせた方がいいのかな。
もう少し体重を増やした方がいいのかな。
でも、病院の先生や
ホリスティックケアの先生、
マッサージの先生たちは、
口をそろえてこう言います。
「これ以上、太らせない方がいいですよ」
私はホリスティックケアを学ぶ中で、
犬の体の見方について知りました。
犬の体型は、
見た目だけでは分からないことがあります。
BCS(ボディ・コンディション・スコア)という
指標があります。
これは、
見た目と、触った感覚で
体の状態を判断する方法です。
🌿文章だと少し分かりにくいので、簡単な目安を載せておきます。

例えば、
肋骨に触れると、
うっすらと皮下脂肪がついていて、
指で数えられるくらいが理想とされています。
しっぽの付け根の骨も、
軽く触れるくらい。
見た目だけではなく、
“触ることで分かること”があるのです。
以前、世界大会に出ている
ボーダーコリーにお会いしたことがあります。
見た瞬間、思いました。
「細い」
今まで見てきたボーダーコリーとは
まったく違う体つきでした。
ウエストはきゅっと引き締まり、
無駄がまったくない体。
でもその動きは、
とても軽やかで、しなやかでした。
ラムも同じです。
体重は4.5kgですが、
獣医師さんによっては
「4kgくらいでもいい」
と言われています。
その方が、
体が動かしやすく、
ジャックラッセルテリア本来の動きが
出やすいそうです。
実際、ラムはよく走ります。
この前は、
アフガンハウンドを追いかけて
並走していました。
ただ細いだけでは、
こういう動きにはなりません。

身軽に動ける体

無理なく使える筋肉
「軽さと筋肉ですね」
そう言われたことがあります。
見た目だけでなく、
体の使い方で分かることがあるんだなと感じました。
筋肉がつくと体重が増えるのでは、と
思っていましたが、
先生のお話では、
筋肉だけで大きく体重が増えることはあまりなく、
もし大きく増えている場合は、脂肪の影響であることが多いそうです。
また、5歳を過ぎると代謝が落ちるため、
今のうちから
太らせすぎないことが大切だとも言われました。
昔は、
「少し太っているくらいがいい」
と言われていた時代もあったそうです。
だからこそ、
昔から犬を飼っている方ほど
ラムを見て「細い」と感じるのかもしれません。
でも、
体が重くなると、
犬は動きにくくなります。
動かなくなると、
さらに太る。
関節にも、心臓にも、
負担がかかります。
逆に、
よく動いている犬は、
自然と体が引き締まっていきます。
犬は本来、
よく動き、よく遊ぶ動物です。
体が動くことで、
食欲も生まれ、
また動く。
そんな循環の中で、
体は整っていくのだと思います。
ラムを見ていると、
体型は「見た目の問題」ではなく、
「どう動けているか」
の方が大切なのだと感じます。
しっかり動ける体。
軽やかに走れる体。
それが、
その子にとっての
心地よさにつながっているのかもしれません。
体高30センチの先生は今日も、
軽やかに走りながら、
「このくらいがちょうどいいよ」
と教えてくれています。
🌿”動ける体”は日々の遊びやトレーニングの中で作られていきます。
🌿もっと詳しく知りたい方はこちら



