夏は、
犬にとっては
ある意味「試練の季節」。
雷が鳴ったり。
花火が上がったり。
そして、お祭り。
ラムの家の近くには神社があり、
毎年夏になるとお祭りがあります。
お神輿やお囃子が、
家の前を通っていきます。
音も、しっかり聞こえてきます。
なのでこれはもう、
「慣れるしかないな」と思いました😅
パピー期のラムには、
お祭り慣れトレーニングもしていました。
夏本番前から、
YouTubeで「日本三大祭り」の映像を流して、
最初は小さな音から、
少しずつ音量を上げていきました。
雷や花火よりは
怖がらない様子でしたが、
太鼓の音には
しっかり反応していました。
不思議そうに、
じっと画面を見ていたのを覚えています。
そして、いよいよ夏本番。
お神輿やお囃子が通る時間に、
外へ出てみました。
人も多かったので、
最初は抱っこで見学。
ラムは少し震えながら、
通り過ぎる音と人の流れを見ていました。
吠えることはありませんでした。
その日の夕方、
まだ混み合う前の時間に神社へ。
何が落ちているか分からないので、
犬用のバッグに入れて連れて行きました。
出店に並びながら夕食を買ったり、
水の中でくるくる回るスーパーボールを興味津々で見たり、
いい匂いに鼻をピクピクさせたり。
どうやら、
人混み自体は大丈夫そうでした。
1歳までの間には、
秋の産業祭にも連れて行きました。
いくつもの神社からお神輿が集まり、
お囃子の音が重なり合う場所。
かなりの人混みだったので、
スリングに入れて抱っこで。
その時のラムは、
太鼓や笛の音に、
体を小さく震わせていました。
人混みを抜けて、
静かな川沿いに出たとき。
ラムは地面に降りると、
「やっと終わった…!」
と言わんばかりに
体をブルブルっとさせてから、
少し元気を取り戻したように
歩き出しました。
吠えたりパニックになることはありませんでしたが、
ラムにとっては
かなりハードルの高い環境だったと思います。
そして、もうひとつ。
ラムがどうしても苦手だったもの。
それが、
駅前で行われる
「阿波おどり」でした。
他のお祭りとは
比べものにならないほどの震え方。
これはさすがに無理だと思い、
すぐにその場を離れて帰りました。
ラムが怖がっていたのは、
「チャンチキ」と呼ばれる、
鐘のような音の楽器。
おそらくラムが苦手だったのは、
太鼓のような低い音ではなく、
「チャンチキ」のような
高くて響く音だったのだと思います。
人には気にならない音でも、
犬にとっては強く感じるのかもしれません。
次の年も、
近所のお祭りには慣れるために行っていますが
(ラムは多分、楽しくはないと思いますが…😅)
阿波おどりだけは、
それ以来連れて行っていません。
ラムの家はたまたま、
お祭りの音が日常的に聞こえる環境でした。
だからトレーニングとして
向き合うことになりましたが、
犬にとってお祭りは、
必ずしも
「楽しい場所」ではないのかもしれません。
大切なのは、
無理に慣れさせることではなく、
その子に合った距離を見つけてあげること。
ラムは今日も、
自分なりの距離感で
世界と向き合っています。
体高30センチの先生は、
「お祭りは大丈夫な範囲でお願いします」
と、教えてくれているのかもしれません。
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