エイト&ウィーブはなぜ、筋肉に効くのか?

エイト&ウィーブで人の足の間を動くジャックラッセルテリアのラム

パテラ(膝蓋骨脱臼)のあるラムと暮らす中で、私は普段の遊びの中に、いろいろな方向へ体を動かす動きを取り入れてきました。

真っすぐ歩くだけではなく、

後ろへ下がったり、
方向を変えたり、
左右に体を動かしたり。

そのひとつが、

エイト(8の字)とウィーブ(足の間をジグザグに通る動き)

です。

トリックやドッグダンスなどでも見かける動きですが、実際にやってみると、ただ歩いているだけではありません。

右へ、左へ。

方向を変えながら、自分の体の位置を調整していきます。

今では当たり前のように私の足の間をスイスイ通るラムですが、

実は最初からできたわけではありません。

むしろ最初は、

「そこ、通るんですか?😳」

という感じでした🤣

なぜエイトやウィーブを取り入れているのか

エイトやウィーブは、真っすぐ歩く動きとは少し違います。

人の足の間を通りながら、

右へ曲がる。
左へ曲がる。
また右へ。

と、次々に方向を変えていきます。

そのたびに、体の重心も少しずつ移動します。

後ろ足で体を支えたり、左右の足を使い分けたり、体幹で姿勢を保ったり。

自分の体が今どこにあって、次にどちらへ動けばいいのかを考えながら動く必要があります。

私はこの動きを、

「4本の足を使いながら、体を左右にコントロールする遊び」

として取り入れています。

筋肉をつけることだけが目的ではありません。

いろいろな方向へ、自分の体を自分で動かせること。

それも、ラムの体づくりで大切にしてきたことのひとつです。

エイトとウィーブ

エイトは、人の足の周りを8の字を描くように動くもの。

ウィーブは、人が歩きながら、その足の間を左右交互に通っていく動きです。

どちらも左右への方向転換を繰り返しますが、動き方は少し違います。

ラムの場合は、まずオヤツを使って誘導するところから始めました。


最初から形を完成させようとはせず、

「こっちだよ」

とオヤツについてきてもらうだけ。

一回通れたら、それでOK。

少しずつ動きをつなげていきました。

最初は、足の間を通れませんでした

今ではスイスイ通るラムですが、最初は人の足の間をくぐること自体を少し怖がっていました。

オヤツで誘導すると近づいてはくるのですが、

「……そこですか?😳」

というところで止まる🤣

少し近づいてみて、

やっぱりやめる。

また近づいてみる。

そんなところからのスタートでした。

考えてみれば、犬にとって人の足の間は少し不思議な場所なのかもしれません。

頭の上には人の体があって、左右には足がある。

しかも、その足が動く🤣

ラムにとっては、まず

「ここを通っても大丈夫」

と分かることからだったのだと思います。

無理に通そうとはせず、少しずつ。

オヤツについてきたら、少し通れた。

今日はここまで。

そんなことを繰り返していきました。

少しずつ、動きがつながっていった

最初は一回通るだけだったものが、

一回通れる。

次は反対側へ行ける。

また反対側へ。

そうやって、ひとつずつだった動きが少しずつつながっていきました。

ラムの場合、できるようになるまでに2〜3か月くらいかかったと思います。

決して、すぐにできたわけではありません。

でも、短い練習を繰り返しているうちに、

オヤツで誘導する
↓
足の動きについてくる
↓
動きそのものを覚える
↓
コマンドとハンドシグナルで動ける

と、少しずつ変わっていきました。

今では、

「ウィーブ!」

「エイト!」

と声をかけると、私の動きに合わせて自然に動けるようになりました。

あんなに足の間を警戒していたのに🤣

犬って、一度「分かった!」になると面白いですね🤭

できることを少しずつ広げていく

こうした動きは、最初からきれいにできなくてもいいと思っています。

どちらへ行けばいいのか分からなかったり、

途中で止まったり、

反対方向へ行ってしまったり🤣

ラムもそうでした。

「できない」のではなく、

まだひとつひとつの動きが頭の中でつながっていないだけなのかもしれません。

一回通れた。

次は反対側にも行けた。

今日は二回つながった。

そんな小さな「できた」を積み重ねていくうちに、いつの間にかひとつの動きになっていきました。

焦らず、その子が理解できるところから少しずつ。

できたところで終わるくらいが、ちょうど良いと思っています☺️

気をつけたいこと

エイトやウィーブは、左右への方向転換を繰り返す動きです。

そのため、

・滑らない場所で行う
・オヤツやリードで無理に引っ張らない
・急いで何度も繰り返さない
・疲れたり混乱したりしたら休む

ことを大切にしています。

特に最初は、きれいな8の字やウィーブを完成させることよりも、

「自分から動けた」

ということを大事にしました。

また、パテラの状態や体の使い方は犬によって異なります。

すべての犬に同じ運動が適しているわけではないため、痛みや違和感がある場合や、運動内容に不安がある場合は、獣医師などの専門家に相談しながら行うことが大切です。

筋トレは遊びの中にある

筋肉は、特別なトレーニングだけで育つものではありません。

歩く。

曲がる。

止まる。

バランスを取る。

後ろへ下がる。

いろいろな方向へ体を動かす。

そんな日々の動きの中でも、犬は自分の体を使っています。

エイトやウィーブも、ラムにとってはそんな

“遊びの中の体づくり”

のひとつです。

そして。

前に進むウィーブができるようになったと思ったら、

最近は、

バックウィーブにも挑戦中です🤭

前には進める。

バックもできる。

では、

後ろ向きに足の間をジグザグに進めるのか?🤣

また新しい挑戦が始まりました。

このままいったら、

そのうちドッグダンスでも始めるのでしょうか🤣?

体高30センチの先生は今日も、

「次はどっちに行きますか?🐕」

という顔でこちらを見ています🤭

一度に全部できなくても、

ひとつできたら、またひとつ。

今日できなかったことが、

いつか当たり前にできるようになるかもしれません。

Little Steps。

小さな一歩。



🌿体を使ういろいろな運動はこちら🐕


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🌿左右に体を動かす楽しさを、もうひとつ。
ペットボトルやコーンを使ったスラローム遊びも、体幹づくりにぴったりの運動です😊

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