小さな膝を守る運動|犬はなぜ、ゆっくり歩くだけでも筋肉がつくのか?

ゆっくり歩くことで筋肉をつける散歩をするジャックラッセルテリア
目次

小さな膝を守る歩き方

ラムはよく
「細すぎる」
と言われます😓

もっと走らせた方がいいよ。
と言われたこともあります。

逆に
そんなに歩かせない方がいいよ
と言われたこともあります。

パテラがある犬なので
周りの意見は気になるものです。

でも実は、
これまで診てもらった獣医師の先生や
リハビリの先生、ケアの先生たちからは、

「今の状態で問題ないですよ」

と教えてもらっています。

むしろ、
これ以上太らせない方がいいとも言われました。

触ってみると分かるそうですが、
しっかり筋肉もついているそうです。

それでもやっぱり、
どう運動させるかは悩むところです。

そこで私は
パテラの症例を多く診ている獣医師の先生に
改めて相談しました。

すると先生は、

「長く歩くこと自体は問題ないですよ」

と話してくださいました。

ただし、

・突然長距離を歩かせること
・散歩を嫌がる様子があること

こういう場合は、
負担になっている可能性があるので、
調整した方がいいそうです。

そして、もう一つ意外だったことがあります。

それは、

ゆっくり歩くこと。

先生は、

「平らな道をゆっくり歩くのも良い運動になります」

と教えてくれました。

私は最初

「え?ゆっくり歩くだけで?」

と思いました。

でも調べてみると、
とても理にかなっていました。

犬がゆっくり歩くときは、
太ももやお尻の筋肉など、
膝を支える筋肉をしっかり使います。

速く走ると、反動や勢いを使って体を動かすことができます。

でも、ゆっくり歩くとそうはいきません。

一歩一歩
自分の筋肉で体を支えながら歩きます。

また、ゆっくり歩くことで、姿勢を支える深い筋肉(インナーマッスル)も働きやすくなると言われています。

目立つ筋肉だけでなく、体を安定させる土台づくりにも繋がるのかもしれません。

さらに、ゆっくり歩くことで関節もスムーズに動かしやすくなり、急な動きが少ないため、膝への衝撃も抑えられます。

つまり
ゆっくり歩くことは、膝にやさしい自然な筋トレになります。

犬はもともと、
前足に6~7割、後ろ足に3~4割ほど体重をかけて歩いています。

つまり、何も意識していないと
どうしても前足に頼りやすい体の使い方になります。

でも、ゆっくり歩くことで
後ろ足をしっかり使いながら、
バランスよく体を動かすことができるそうです。

若いうちから後ろ足を意識して使っていないと、
シニアになったときに、
後ろ足から弱っていくとも言われています。

だからこそ、
今のうちから少しずつでも
使っていきたいなと思っています。

ラムの散歩では
歩くスピードも変えています。

ゆっくり歩いたり
早歩きしたり
軽く小走りしたり。

ランダムに
ペースを変えます。

するとラムも
それに合わせて歩きます。

ゆっくり歩くと
ラムもゆっくり。

早歩きすると
早歩き。

小走りすると
小走り。

まるで
「このペースですね」
と言っているみたいです。

この歩き方は、
オビディエンストレーニングにもつながっています。

犬が人のペースに合わせることは、飼い主に意識を向けること。

そして、体のバランスを使いながら動く練習にもなるからです。

パテラの犬は、運動してはいけないわけではありません。

大切なのは、体を守る動き方。

ゆっくり歩くことも、その一つです。

体高30センチの先生は今日も、

「今日はどんな歩き方しますか?」

という顔で、こちらを見ています。

🌿ゆっくり歩く時間は、筋肉だけではなく心にも良い影響があるのかもしれません。


🌿シリーズ一覧はこちら

ゆっくり歩くことも大切ですが、それだけでは足りません。
体をつくるのは、毎日の積み重ねなんだと思います。

🌿体づくりを支えるのは、運動だけではありません。

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