🌿犬はなぜ坂道で筋肉がつくのか
犬の散歩コースで、もし坂道があるなら
それは
とても良いトレーニング場所になります。
特別なトレーニングをしなくても
坂道を歩くだけで
犬の体は
自然に筋肉を使います。
とくに
パテラ(膝蓋骨脱臼)の犬にとっては、
とても理にかなった運動です。
🌿坂道で鍛えられる筋肉
坂道を登るとき、犬の体では主に
・太もも
・お尻
・後ろ足
・体幹
の筋肉が働きます。
🌿太ももの筋肉(大腿四頭筋)
坂道を登ると
後ろ足で体を押し上げる動きになります。
このとき
太ももの前側の筋肉が強く働きます。
この筋肉は
膝のお皿(膝蓋骨)を安定させる筋肉
でもあります。
つまり
坂道を歩くことは
「膝を守る筋肉を鍛える運動」
になります。
🌿お尻の筋肉(臀部)
坂道では、
平地よりも
後ろ足で体を押す力が必要になります。
そのとき使われるのが
お尻の筋肉です。
この筋肉が強くなると
・姿勢が安定する
・後ろ足が使いやすくなる
・膝への負担が分散される
というメリットがあります。
🌿後ろ足の筋肉(ハムストリングス)
坂道を登るとき、
後ろ足は
・体を押す
・体を支える
という二つの役割をします。
そのため
後ろ足の筋肉がとてもよく働きます。
🌿体幹
坂道では
体が前に傾きます。
そのため
体の軸を保つために体幹の筋肉が働きます。
体幹が鍛えられると、
・バランスが良くなる
・姿勢が安定する
・後ろ足が使いやすくなる
という効果があります。
🌿坂道は「ゆっくり」が効果的
坂道を走る必要はありません。
むしろ
ゆっくり歩く方が筋肉を使います。
なぜなら、ゆっくり歩くと
一歩一歩
体重を支える時間が長くなるからです。
このとき、
・太もも
・後ろ足
・体幹
の筋肉がしっかり働きます。
🌿坂道は自然のトレーニング
ラムの散歩でも坂道を使います。
緑地の坂道や、ゆるい登り坂を
ゆっくり歩くことがあります。
ときには
軽く走ることもありますが、
基本はゆっくり登る。
それだけです。
特別なトレーニングではなく
散歩の中の、小さな運動です。
下り坂は少し注意
坂道は
登りだけでなく、下りもあります。
下り坂では
膝にかかる負担が少し大きくなることがあります。
そのため
・急な坂はゆっくり
・滑りやすい場所は避ける
など
少しだけ注意しています。
犬の体は、
ジムではなく
自然の中で作られてきました。
・坂道
・土
・芝生
・砂
こういう環境は
犬の体を、自然に鍛えてくれます。
🌿小さな運動の積み重ね
坂道を一度歩いたからといって
筋肉がすぐに増えるわけではありません。
でも
散歩の中で
少しずつ体を使っていくことで、
筋肉は育っていきます。
Little Steps。
小さな一歩。
ラムの体もきっと、
そんな小さな積み重ねで
作られてきたのだと思います。
🐾
体高30センチの先生は今日も
「ママさん、ちゃんと着いてきてね」
と、張り切って坂道を歩いています。
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