第4話|しゃもじに吠えてた日

しゃもじに警戒して吠えるジャックラッセルテリアの子犬の様子

パピーの頃、ラムにとってこの世界は、すべてが正体不明でした。

雨の日、干そうと思って広げた傘。

宅配で届き、中身を出してテープを剥がした段ボール。

ベランダに来た蝉。
食事中に使ったカチカチいうトング。

光りながら音を出して動く掃除機。
食べたことのないオヤツ。

ピコピコいいながら接近してくる、
お掃除ロボットブラーバ。

ラムにとっては、どれも初めて見る謎の物体。

ある日、

私は使わなくなった「しゃもじ」を、床に置きました。

するとラムは——

「お前は何者だ!!」

と言わんばかりに、プレイバウしながら「ワンワン!!」

しっぽを振りながら近づいてみたり、
ぴょんっと飛びながら下がったり、
咥えようとしては、またぴょんっと逃げる。

そんな姿が可愛くて、

人間にとっては大したことのない色んな物を、
ラムの前に置いては反応を見てニヤニヤしていました🤭

人間でいう、

「怖いけど気になる」

そんな感じだったのかもしれません。

懐かしいな〜。

今ではすっかり人間社会にも慣れてきましたが、
たまに初めて見る食べ物などを出すと、発動します。

プレイバウポーズからの——

「お前は何者だ!!」

可愛すぎますから🤣

体高30センチの先生は今日も、
「怖い物見たさってやつですね」と言いながら、
人間社会を、そっと観察しています。

怖がっていたんじゃなくて、
ちゃんと確認していたんだと思います🤭

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🌿そしてーー
そこから少しずつ「できた」を増やしていった記録がこちらです。

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