パテラ(膝蓋骨脱臼)の犬にとって、大切なのは
膝を支える筋肉をしっかり使うことです。
その中でも、日常に取り入れやすい動きのひとつが、
「伏せ → 立って」
この一連の動きです。
一見すると、ただの基本動作のように見えます。
でも実は、この「伏せる」「立ち上がる」という動きにも、体をしっかり使う要素が含まれています。
「伏せ→立って」はなぜ筋肉に効くの?
姿勢を変えるとき、犬は自分の体を支えながら重心を移動させます。
特に立ち上がるときには、後ろ足で体を押し上げる力が必要になります。
そのときに使われるのが、
・太ももまわりの筋肉
・股関節まわりの筋肉
・お腹や背中などの体幹
などです。
「伏せ」から「立って」へ。
このシンプルな動きの中でも、後ろ足で踏ん張り、自分の体を支えています。
また、姿勢をゆっくり変えることができれば、勢いだけに頼らず、自分の筋肉を使って体を動かす練習にもなります。
つまり、特別な運動をしなくても、普段の動きの中に筋トレにつながる要素があるのです。
やり方はとてもシンプル
伏せ → 立って
この流れを繰り返します。
ゆっくりと姿勢を変えることで、より丁寧に体を使いやすくなります。
でもラムは……
ゆっくりできません🤣
「伏せ!」
「立って!」
サササッ。
速い🤣
最初は、
「ゆっくりやらないと意味がないのかな?」
と思ったこともありました。
もちろん、ゆっくり丁寧にできれば理想的です。
でも、無理にスピードを抑えることよりも、ラムが楽しく、自分から体を動かせることを大切にしています。
この動きも、トレーニングとして特別に始めたというより、日常のコミュニケーションの中で少しずつ繰り返してきたものです。
完璧なフォームだけを求めるのではなく、
「自分の体を使う」
そんな経験を少しずつ積み重ねていくことも、大切なのかなと思っています。
実は「立って」がなかなかできなかった
今ではサササッと立ち上がるラムですが🤣
オビディエンストレーニングを始めた頃は、実は「立って」がなかなかできませんでした。
何回教えても、
「……?」
なかなか伝わらない😅
トレーナーさんに教えていただきながら、腰のあたりにリードをかけ、立ち上がる動きをサポートする練習もしました。
何度も繰り返して、少しずつ。
時間はかかりましたが、ちゃんとできるようになりました😂
今では、
「立って!」
サッ。
……むしろ速すぎます🤣
足元を少し変えると、難易度も変わる
ドッグフィットネスでは、バランスディスクなどの器具を使ってスクワットのような動きを行うこともあります。
でも我が家にはありません😅
そこで、ときどきクッションの上でやってみることがあります。
すると——
カーペットの上では簡単にできる「立って」が、足元が不安定になるとなかなかできませんでした💦
同じ「伏せ → 立って」なのに、足元が変わるだけで難しくなる。
バランスを取りながら姿勢を変えるには、安定した床とはまた違った体の使い方が必要になるのだと思います。
だから、ここでも焦らず。
ゆっくり、少しずつ☺
できる場所から始めて、慣れてきたら少しだけ環境を変えてみる。
そんな小さな積み重ねで十分だと思っています。
気をつけたいこと
基本は、まず滑らない安定した床で。
回数を無理に増やしたり、できない動きを無理にさせたりせず、その子が自然に動ける範囲で行うことが大切です。
特に不安定な場所で行う場合は、難易度が上がるため、無理をせず少しずつ。
痛みや違和感があるときは行いません。
また、パテラのグレードや膝の状態によって、適した運動はそれぞれ違います。
気になる場合は、獣医師や専門家に相談しながら、その子に合った方法で取り入れることが大切だと思います。
筋トレは、特別なものじゃない
筋肉は、特別なトレーニングだけで作られるものではありません。
座る。
伏せる。
立つ。
歩く。
そんな毎日の何気ない動きの中でも、犬は自分の体を使っています。
「伏せ → 立って」のスクワットも、そのひとつ。
最初は「立って」すらなかなかできなかったラムも、少しずつ経験を積み重ねてきました。
できなければ、できるところから。
安定した場所でできたら、次はほんの少しだけ難しく。
そんな小さな一歩を重ねながら、これからも楽しく体を使っていけたらと思っています。
体高30センチの先生は今日も、
🐕
「スピードは任せてください✋️」
という顔でこちらを見ています🤣
できれば……
ゆっくりでお願いします🙏💦
でも、その元気いっぱいの動きも、ラムらしさなのかもしれません🍀
Little Steps。
小さな一歩。
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