犬も年齢を重ねると、少しずつ後ろ足の筋力が落ちやすいと言われています。
特にラムはパテラ(膝蓋骨脱臼)があるため、普段から遊びの中に、足腰や体幹を鍛える動きを取り入れています。
そのひとつが、犬のフィットネスやリハビリでも行われている**「ツーオン(2on)」**です。
ツーオンとは、前足2本を低い台などに乗せるシンプルな動きです。
一見簡単そうに見えますが、姿勢を安定させようとすることで、体幹や後ろ足をしっかり使うため、バランス感覚や姿勢づくりにも役立つと言われています。
ラムは、リハビリ療法士さんやトレーナーさんから「ピボット」を勧められたことをきっかけに、ツーオンの練習を始めました。
最初はなかなか意味が分からず、何度教えても台の上に飛び乗ってしまっていました🤣
今でも勢い余って四本足で乗ってしまうことがありますが😅、少しずつ理解できてきたようで、
「ツーオン!」
と声をかけると、得意そうに前足をピョコンと乗せてニコニコしています🤭
ツーオンはなぜ体にいいの?
体幹や背中の筋肉を使う
前足を安定した台に乗せることで、姿勢を保つために体幹や背中、腰まわりの筋肉が自然と働きます。
後ろ足をしっかり使える
重心が少し前へ移動することで、普段あまり意識しない股関節まわりや後ろ足の筋肉も無理なく使えるようになります。
バランス感覚を育てる
姿勢を維持しようとすることで、四肢の荷重バランスや固有受容感覚(自分の体の位置や動きを感じる感覚)も自然に刺激されます。
公園でも遊びながらツーオン
ツーオンは、お家のステップ台だけで行うものではありません。
散歩中も、「ここならツーオンできそう」と思う場所を見つけたら、私は「ツーオン!」と声をかけます。
するとラムは、嬉しそうに前足をピョコン。

切り株や車止めなど、公園にあるものも、遊びながら体を動かせるトレーニング道具になります🤭
実は、パルクールの国際認定試験(ノービス)にも、前足2本を障害物に乗せて静止する課題があります。
特別な器具がなくても、日常の散歩の中で楽しみながら取り入れられるのも、ツーオンの魅力だと思っています。
実践するときの注意点
・グラグラしない低くて安定した台を使いましょう。
・最初は2〜3秒程度キープできれば十分です。
・無理をせず、愛犬が嫌がったらすぐにやめましょう。
・痛みや持病がある場合は、かかりつけの獣医師やリハビリの専門家に相談してから行うことをおすすめします。
ツーオンは遊びにもつながる
ツーオンを覚えると、写真撮影で可愛いポーズが撮れたり、「ピボット」や「いないいないばぁ〜」など、さまざまなトリックにも発展できます。
ラムにとっては筋トレというより、
「今日は何して遊ぶの?」
そんなワクワクの合図になっているのかもしれません🤭
体高30センチの先生は今日も、
ツーオンで得意げにポーズを決めながら、期待の眼差しで次の指示を待っています🐾
🌿ツーオンから発展する代表的なトレーニング。前足を台に乗せたまま後ろ足を動かすことで、体幹や後ろ足をさらに意識して使えるようになります。
🌿遊びながら筋肉を育てる運動をまとめています。愛犬に合ったトレーニングを探したい方はこちらもご覧ください。


