ラムを迎えてから、
「社会化」
という言葉を、何度聞いたでしょう。
人に慣れる。
犬に慣れる。
音に慣れる。
場所に慣れる。
体を触られることに慣れる。
パピー期は、
「今のうちに、いろいろな経験をさせなくちゃ」
と、とにかく必死でした。
振り返ってみると、
本当にいろいろなことをやってきました。
そして気づけば、
ラムの世界だけではなく、
私たちの世界まで、ずいぶん広がっていました。
散歩デビューは、小さな事件の連続
ラムとの散歩。
最初から楽しく歩けたわけではありません。
引っ張る。
飛びつく。
何でも口に入れる。
「あーーー!!それ食べない!!」
「待ってーーー!!」
そんな毎日🤣
散歩というより、
特殊部隊の新人隊員を連れて歩いているような日々でした。
でも少しずつ外の世界に慣れてくると、
ラムはどんどん歩くようになりました。
今日はこっち。
明日はあっち。
少し遠くまで行ってみよう。
そうやって、
家の周りから始まったラムの世界は、
少しずつ広がっていきました。
いろいろな場所へ行きました
海。
山。
川。
ドッグラン。
ショッピングモール。
ドッグカフェ。
犬のイベント。
牧場や動物園。
ラムにとっては、
初めて見るものばかり。
初めて聞く音。
初めて嗅ぐ匂い。
初めて歩く地面。
初めて会う人や犬。
そのたびに、
「これは平気なんだ」
「これはちょっと怖いんだ」
「これは好きなんだ」
と、
私たちもラムのことを少しずつ知っていきました。
同じ場所へ行っても、
ラムがいるだけで、
今までとは全然違うものが見えるようになりました。
車に乗れば、どこかへ行ける
ラムは車に乗るとき、
クレートに入ります。
最初はもちろん、
クレートに入ることも練習でした。
でも今では、
出かける準備をしていると自分から入ります。
どうやらラムの中では、
クレート=楽しい場所へ行く
になったようです。
車が動き出せば、
クレートの中で寝ています。
そして到着すると、
「着きましたね✨」
と活動開始。
クレートは、
ラムの世界を広げるためにも、
欠かせないものになりました。
電車にも乗ってみました
車だけではなく、
電車にも乗れるように練習しました。
最初は抱っこで外へ出るところから。
バギーにも乗りました。
そして電車。
最初から、
人がたくさんいる場所へ行ったわけではありません。
比較的人の少ない路線。
空いている時間帯。
少しずつ経験して、
最終目標は原宿。
平日の比較的空いている日に、
電車に乗って行ってみました。
ラムは、
問題なく到着。
犬と一緒に電車に乗って、
原宿を歩く。
ラムを迎える前の私は、
そんなことをするとは思っていませんでした。
苦手なものも、もちろんありました
いろいろな場所へ行ったからといって、
何でも最初から平気だったわけではありません。
怖がったものもあります。
なかなか慣れなかったものもあります。
そのひとつが、
水辺でした。
水の近くへ行くと嫌がる。
海へ行っても、
川へ行っても、
「アタチは結構です✋️」
そんなラムでした。
ところが今では、
自分から水へ入ります。
お水大好き!
と飛び込むようになるまで、
約2年。
すぐにできるようになったこともあれば、
ずいぶん時間がかかったこともありました。
犬たちとの時間
ドッグランにも、
たくさん行きました。
最初の頃は、
私の方がドキドキしていました。
ところがラムは、
犬たちに囲まれると——
ひっくり返って、お腹を出す🤣
散歩中に犬に会っても、
ご挨拶代わりに腹出し。
犬たちが集まっているところでも、
とりあえず腹出し。
パピーの頃のラムは、
よくお腹を出していました。
そのうち慣れてくると、
大型犬と遊んだり、
全力で追いかけっこをしたり。
ジャックラッセルテリアらしく、
とにかく動く🤣
「ジャックってすごいですね」
と言われることもありました。
一度、
ドッグランへ入ろうとした方がラムを見て、
「ジャックがいる……」
と戻ってしまったこともあります。
まだパピーの頃でしたが、
ちょっと申し訳ない気持ちになりました😅
社会化って、やることがいっぱいだった
人。
犬。
車。
電車。
病院。
ペットホテル。
子ども。
外国人。
いろいろな音。
いろいろな場所。
いろいろな地面。
クレート。
体を触られること。
歯磨き。
爪切り。
ブラッシング。
シャンプー。
ひとつ終わったと思ったら、
また次。
パピー期は、
本当にやることがいっぱいでした。
当時は、
ひとつひとつをこなすことで精一杯。
でも今振り返ってみると、
全部が別々の出来事だったわけではなかったように思います。
ひとつ経験するたびに、
ラムと一緒にできることが、
少しずつ増えていきました。
ラムの世界が広がったら、私たちの世界も広がった
社会化というと、
犬のためにするものだと思っていました。
ラムに、
いろいろなものを見せる。
いろいろな場所へ連れて行く。
いろいろな経験をしてもらう。
でも、
ラムと一緒にいろいろな場所へ行くようになって、
変わったのはラムだけではありませんでした。
犬と一緒に入れる場所を探したり。
今まで行かなかった場所へ出かけたり。
季節が変われば、
「次はどこへ行こう?」
と考えたり。
ラムがいなければ、
きっと知らなかった場所も、
たくさんあります。
犬の世界を広げようとしていたはずなのに、
気づけば、
私たちの世界まで広がっていました。
パピー期の社会化を振り返って
あの頃は、
「社会化しなくちゃ」
と必死でした。
うまくいったこともあれば、
時間がかかったこともあります。
思っていた通りにならなかったことも、
もちろんあります。
それでも、
ひとつずつ経験を重ねながら、
ラムと一緒に行ける場所は増えていきました。
家の中から始まった小さな世界。
抱っこで歩いた近所。
初めて自分の足で歩いた散歩道。
車。
電車。
街。
海。
山。
川。
気づけば、
ずいぶん遠くまで来ました。
そして、
ラムと暮らし始めて知ったことがあります。
犬と暮らす世界って、
思っていたより、
ずっと広い。
🐾
体高30センチの先生は、
今日もまた、
「次はどこに行く?」
という顔で、
こちらを見ています。
🐾合わせて読みたい
🍃ラムの社会化シリーズはこちらにまとめています。

