ラムの社会化|クレートは、閉じ込める場所じゃなかった

クレートトレーニングをテーマにした記事のアイキャッチ。道路を見つめるジャックラッセルテリアのラムと「クレートは、閉じ込める場所じゃなかった」のタイトル。

ラムは、生後2か月で我が家にやってきました。

お迎えする前から私は、「子犬の社会化」についてYouTubeなどで勉強していました。

その中で何度も出てきたのが、クレートトレーニングでした。

クレートトレーニングは、子犬が安心して休める場所を作るための、大切な社会化のひとつです。

例えば、

・犬は本来、狭く薄暗い場所を好む習性があること。 ・クレートを「安心できる自分だけの場所」と認識させることで、来客時や騒音などのストレスを減らせること。 ・動物病院や車での移動時に安全を確保できること。 ・地震などの災害時にも落ち着いて過ごせること。

そんな内容でした。

「これは大切そうだな。」

そう思い、ラムを迎えてすぐにクレートトレーニングを始めました。

選んだのは、屋根が開閉できるタイプのクレートです。

まずは、おやつをクレートの中へパラパラ。

ラムがおやつを食べている間も、上からもう一粒。

少しずつ、「クレートの中は良いことがある場所」と思ってもらえるようにしました。

でも……

ラムはおやつだけ食べると、一瞬で出てきてしまいます🤣

無理やり押し込めるのは絶対にNG。

そう学んでいたので、焦らず、自然に誘導することを繰り返しました。

毎日続けているうちに、少しずつ中へ入ってくれるようになりました。

クレートでのお出かけ

次は、クレートでのお出かけです。

動物病院など苦手な場所へ行く時だけクレートを使うと、

「クレート=怖い場所へ連れて行かれる」

と学習してしまうことがあるそうです。

ラムは動物病院で開催されていた子犬の幼稚園へ週に一度通っていました。

幼稚園が大好きだったラムは、

病院へ着く前からクレートの中で大暴れ🤣

おかげで動物病院も大好きになり、毎月の健康診断も問題なく通えていました。

抱っこ散歩だった頃からは、クレートに入れてドッグカフェへ行ったり、人や他の犬がいる場所へ連れて行ったりもしました。

散歩デビュー後も、

・海や川 ・初めての公園 ・犬のイベント ・ショッピングモール ・自然いっぱいの緑地 ・ドッグラン

少しずつ、ラムの世界を広げていきました。

そして今では、私たちがお出かけの準備を始めるだけで、自分からクレートへ入って待機しています😂

「できる」と「どこでもできる」は違った

ところが……

実は一度だけ、驚いた出来事がありました。

ドッグトレーニングアドバイザー養成講座で、「ハウス」の課題があった日のことです。

家では、自分からクレートへ入るラム。

だから私は、

「今日もいつも通り入るだろう。」

と思っていました。

ところが……

入りません😳

クレートの周りを何度もクルクル回り、

最後はクレートの前で伏せ。

私は、

「えっ!?どうしたの?」

とびっくりしました。

すると先生が笑いながら、

「よくありますよ😊」

と一言。

犬は「クレート」という物だけを覚えているのではなく、

その場所や周りの環境もセットで学習しているそうです。

家では安心できても、初めての場所では、

「ここは本当に安全かな?」

と確認していたのかもしれません。

その後、何度か同じ場所で練習すると、ラムはいつも通り自分からクレートへ入れるようになりました。

あの出来事で私は、

「できる」と「どこでもできる」は違う。

ということを学びました。

クレートトレーニングをして良かったこと

今では、どこへ出かけても、クレートさえあれば落ち着いて過ごせます。

お出かけの準備中。
自分からクレートで待機するラム。

旅行。

友人宅。

長距離の車移動。

ある時、姪っ子の運動会に招待され、一泊二日で山梨へ行きました。

運動会の間、ラムは警察犬訓練所に併設されたドッグラン付きのペットホテルでお留守番。

案内されたサークルの中へ、いつものクレートを置かせてもらいました。

奥にはシェパードなど大型犬用の馬舎のようなブースがずらりと並んでいました。

お迎え時、オーナーさんが笑いながら教えてくれました。

「大人しいジャックですね〜。」

「たまにシェパードが通ると、自分で扉を開けてクレートに隠れてました😂」

思わず笑ってしまいました。

でも同時に、

クレートは、ラムにとって本当に安心できる場所になっていたんだ。

そう実感した出来事でした。

🐾

クレートは、犬を閉じ込める場所ではありませんでした。

ラムにとっては、

安心できる部屋であり、

楽しい場所へワープできる、ワクワクBOX。

そんな存在になっていたのです。

🐾

体高30センチの先生は今日も、

「今日は何処へワープするんですか?」

とでも言いたげに、自分で扉を開けてクレートへ入っていきます😂🍀





🌿初めてのライン下りでも、クレートを覗いたら爆睡していたラム🤣
ラムにとってクレートが「安心して休める場所」になるまでの記録です。


🌿「安心できる場所」は、お出かけ先でもラムを支えてくれました。
想像以上の大迫力だった花火を、船内のいつものクレートで過ごした日の記録です🚢🎆


🌿家ではできても、公園ではできない。ラムが教えてくれた「できる」と「どこでもできる」の違いについて書いた記録です。


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