ドッグスクールに、
「犬との遊び方」
という講座がありました。
その講座を知った時、
私は初めて、
「犬と遊ぶ」って、改めて考えてみると何だろう?
と思いました。
ボールを投げたり、
おもちゃで引っ張りっこをしたり、
一緒に走ったり。
それまでの私は、
犬との遊びをそんなふうに、
とてもシンプルに考えていました。
でも、ラムと暮らして、
いろいろなことを一緒にしてきた今は、
「犬と遊ぶ」ということを、
以前とは少し違うように考えています。
犬同士で遊ぶ時間も、人と遊ぶ時間も
犬同士で走ったり、
追いかけっこをしたり。
そんな姿を見るのも楽しいものです。
犬同士だからこそできる遊びや、
犬同士のやり取りもあるのだと思います。
そしてラムと暮らしているうちに、
私はもうひとつ、
犬には、人と一緒だからこそできる遊びもあるんだな
と思うようになりました。
一緒に走る。
一緒に体を動かす。
一緒に何かを探す。
一緒に考える。
そして、
「できた!」
を一緒に喜ぶ。
ラムを見ていると、
そんな時間も楽しんでいるように感じることが増えてきました。
ジャックラッセルと暮らして感じること
ラムは、ジャックラッセルテリア。
活発で、好奇心旺盛。
体を動かすことも、
何かを探したり考えたりすることも大好きです。
もちろん、
同じジャックラッセルでも性格はそれぞれ。
犬種だけで、
その子のことが全部分かるわけではありません。
ただ、
ラムと暮らしていると、
「一緒に何かする?」
という時間を、
とても楽しみにしているように見えることがあります。
私と一緒に走る。
ボールをやり取りする。
一緒に何かを探す。
新しいことを始めると、
こちらをチラチラ👀
その顔が、
「次は何かな〜?」
と言っているように見えるんです🤭
もしかしたらラムは、
何をして遊ぶかだけではなく、
一緒に何かをすることそのもの
を楽しんでいるのかもしれません。
でも、最初から何でも一緒にできたわけじゃない
今では、
ボール。
フリスビー。
引っ張りっこ。
追いかけっこ。
かくれんぼ。
お宝探し。
パルクール。
トリック。
気づけば、
ずいぶん遊びの種類が増えました。
でも、
最初から何でも一緒にできたわけではありません。
一緒に遊ぶためには、
遊びのルールをラムに伝える必要もありました。
人間には当たり前に思えることでも、
ラムには分からない。
しかも、
「こうやって遊ぶんだよ」
と日本語で説明するわけにもいきません🤣
そこで何度も考えることになりました。
どうしたらラムに伝わるんだろう?
言葉が違うから、伝え方を考える
やってほしいことが、
うまく伝わらない。
私が思っていたのとは、
全然違うことをする。
「そっちかーい🤣」
なんてこともあります。
そんな時は、
私も考えます。
この伝え方では分かりにくかったかな?
もう少し簡単にした方がいい?
違う方法なら伝わる?
少し待ってみようか。
私が伝え方を変えると、
ラムもこちらを見ながら考える。
「これ?」
「こっち?」
そんなふうに、
答えを探しているように見えることがあります。
そして、
「あ、伝わった」
という瞬間がやってくる。
そうやって、
一緒にできることが、
ひとつずつ増えていきました。
一緒に遊ぶためのルールを、
どうやってラムに伝えてきたのか。
そのことはこちらの記事で書いています。
遊んでいたことが、トレーニングにもつながっていった
そして、
一緒に遊ぶことを続けているうちに、
もうひとつ気づいたことがありました。
人間から見ると、
「遊び」と「トレーニング」は、
別々のものに見えます。
でもラムにとっては、
その境目って、
案外はっきりしていないのかもしれません。
一緒に走る。
探す。
考える。
合図を聞く。
やってみる。
遊んでいたことが、気づけばトレーニングにもつながっていました。
逆に、
私がトレーニングをしているつもりでも、
ラムにとっては、
「ママさんと一緒に何かやってる!」
だったのかもしれません🤭
そして私は後に、
ラムではない犬とのトレーニングでも、
「一緒に遊ぶこと」と「一緒に何かをすること」が、
思っていた以上につながっていると感じる経験をしました。
気づけば、ラムの方から「遊ぼう!」
そんなことを繰り返しているうちに、
いつの間にか、
私がラムを遊びに誘うだけではなくなっていました。
ラムの方からも、
私を遊びに誘うようになったんです。
散歩中に枝を見つけると、
咥えてこちらを見る。
そして、
「ねぇ、追いかけっこしようよ!!」
と言わんばかりに走り出す🤣
いつも一緒に走る場所まで来ると、
こちらを見て、
「ワン!!」
ジョギングのお誘いです😅
広い場所に着けば、
お目々キラキラ✨
ピョンピョンしながら、
ボールやフリスビーを催促。
そして普段から、
私の顔をチラチラ。
その顔が、
「次は何かな〜?」
と言っているように見えるんです🤭
遊びが、私たちの共通言語になっていった
こうして振り返ってみると、
いつの間にか私たちの間には、
たくさんの「分かる」が増えていました。
この場所に来たら走る。
枝を咥えてこの動きをしたら追いかけっこ。
広い場所に来たらボールやフリスビー。
私の合図をラムが理解するだけではなく、
ラムの合図を、
私も少しずつ分かるようになってきました。
最初は、
私がラムに遊び方を伝えていたはずなのに、
気づけば、
ラムからも私に伝えてくる。
「ねぇ、遊ぼうよ!」
って。
私が誘うこともあれば、
ラムから誘われることもある。
遊びって、
人間から犬への一方通行ではないんですね。
そんなやり取りそのものを、
私は楽しいと思うようになりました。
「できた」「伝わった」を少しずつ
もちろん、
一緒に何かをする時間は、
最初から長かったわけではありません。
ラムの集中力が、
ほんの短い時間だった頃もありました。
だから、
長くやることより、
短くても、
「できた」
「伝わった」
で終われることを大切にしてきました。
それを何度も繰り返しているうちに、
少しずつ、
一緒にできることも増えていきました。
最初はほんの30秒。
そんな小さな積み重ねについて書いたのが、こちらの記事です。
信頼って、こうして育っていくのかもしれない
ラムといろいろなことをしていると、
時々、
信頼ってどうやって育っていくんだろう?
と考えることがあります。
言葉を話せない犬と、
その犬にどうしたら伝わるのかを考える人間。
最初から、
全部分かり合えるわけではありません。
伝わらなかったり、
違うことをしてみたり、
「そっちじゃない🤣」
となったり。
それでも、
また伝え方を考える。
犬の反応を見る。
人間の方も、
少しずつ犬のことを知っていく。
そして犬も、
少しずつ人間のことを知っていく。
そうやって、
「分かった」
がひとつずつ増えていく。
もしかしたら信頼って、
何かひとつのことができた瞬間に、
突然生まれるものではないのかもしれません。
「どうしたら伝わるだろう?」
と考えること。
相手の反応を見て、
また伝え方を変えること。
そして、
犬の方から伝えてくるものにも、
人間が少しずつ気づいていくこと。
そんな、
お互いを知ろうとする試行錯誤の中で、少しずつ育っていくものなのかもしれません。
愛犬と何して遊ぶ?
あの頃、
ドッグスクールの「犬との遊び方」という講座を知って、
初めて考えた、
「犬と遊ぶって、何だろう?」
ということ。
今なら、
私なりの答えが少しだけ見えてきたような気がします。
ボールを投げる。
おもちゃで遊ぶ。
一緒に走る。
もちろん、
それも犬との遊び。
でも、
何をして遊ぶかだけではなく、
どうしたら、この子に伝わるんだろう?
どうしたら、一緒に楽しめるんだろう?
と考えることも、
犬と遊ぶことの中に含まれているのかもしれません。
犬との遊び方って、
「遊びの種類」をたくさん知ることだけではなく、
その子と一緒に楽しめる方法を、ふたりで見つけていくこと。
ラムと遊んできた今、
私はそんなふうに感じています。
今日もラムは、
「次は何かな〜?」
という顔で、
こちらをチラチラ👀✨
さて。
今日は何して遊ぼうか🤭
🐾合わせて読みたい
🌿犬と遊ぶということシリーズはこちらにまとめています。
🌿遊びの中で体を守るための工夫についても、
よろしければのぞいてみてください。





