先ずは30秒を1000回積み重ねてみませんか?

スケートボードの上で集中しているジャックラッセルテリア。短い集中をつい重ねるトレーニングのイメージ

ラムの集中力は、30秒でした。
本当に、30秒。

それ以上やろうとすると
そわそわして、どこかへ行こうとする。

「集中力がないのかな」
そう思ったこともありました。

でも今思うと
違ったのだと思います。

ただ
まだ“脳の体力”がなかっただけでした。

30秒という時間は
短いようで、実はとても濃い時間です。

ラムにとっては
それが“全力”でした。

それ以上は
頑張らせる時間ではなくて
やめてあげる時間。

そう思うようになりました。

ある時から
私はやり方を変えました。

長くやらない。
その代わり
一番集中している瞬間で終わる。

「Yes!」と伝えて
すぐに終わり。
そして
「おしまい」。

まだやりたそうな顔のまま
終わらせるようにしました。

すると少しずつ
変化が出てきました。

次のとき
またやりたそうにする。
もう一回
集中する。

また
できた瞬間で終わる。

そんなことを
繰り返しているうちに
30秒だった集中は
少しずつ伸びていきました。

ある日、ふと思って
切り株に乗せてみたことがあります。

少しだけ
不安定な場所。

バランスを取ろうとして
体に力が入る。

その時のラムは
いつもより
ぐっと集中していました。

体を使うことと
意識を向けることは
繋がっているんだなと感じた瞬間でした。

特別なことは
何もしていません。

1日数回の
短い時間。

それを
ただ積み重ねただけです。

気がつけば
30秒 × 1000回。

小さな成功の積み重ねが
ラムの中に
しっかり残っていました。

パテラのケアも
同じでした。

長くやるのではなく
正しく、短く。
できた状態で終わる。

その繰り返し。

気づいたときには
体も
そして関係も
少しずつ変わっていました。

最初は30秒でいい。
むしろ
30秒がいい。

その30秒が
やがて大きな土台になります。

体高30センチの先生は
今日も
「まだできるよ!」という顔で
こちらを見ています。

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