犬はなぜ、突然やる気スイッチが入るのでしょうか?
いつも通り練習しているつもりなのに、驚くほど集中して、いつも以上のパフォーマンスを見せる。
そんな瞬間がラムにもありました。
「アタチだってできるんだから!」
私は現在、ドッグトレーニングアドバイザー養成講座を受講しています。
この講座では、自分の犬だけでなく、他の犬をオビディエンス試験に合格させることも資格取得の条件になっています。
そのため、近所の犬友さんたちにお願いして、いろいろなワンちゃんと練習をさせてもらっています。
ある日、公園でジャックラッセルの女の子と練習していたときのこと。
その子は、かなりレベルの高いワンちゃんです。
その間、ラムはリードをつけて端っこで待機。
静かに見ていることもありますが、ときどきキュンキュン。
特にハードルを出すと、キュンキュンがどんどん大きくなります。
目もキラン。
まるで、
「それ! アタチが得意なやつ〜!」
と言っているみたいでした。
そして、ジャックちゃんとの練習が終わり、
「次はラムね」
と声をかけた瞬間。
ラムの様子が一変しました。
集中力も、動きも、いつも以上。
びっくりするほど張り切って、見事なパフォーマンスを披露してくれました。
正直驚きました。
順番待ちから、すでにやる気満々
実は、こうしたことは一度きりではありません。
以前、ドッグランのある公園で、
他のジャックラッセルたちに協力してもらい、
毎週トレーニングをさせてもらっていました。
練習場所は、ドッグラン内に設けられた小さなブース。
犬たちは順番に練習します。
他の犬が練習している間、ラムはフェンスの周りをウロウロ。
キュンキュン、キュンキュン。
「まだ? アタチの番はまだ?」
そんな様子で待っていました。
そして、いよいよ自分の番。
さっきまで待ちきれなかったラムが、今度は張り切って課題に取り組みます。
どうやら、他の犬が練習している様子を見ることも、ラムのやる気を刺激しているようです。
後日、トレーナーさんにこの話をすると、
「犬って、そういうのよくありますよ」
とのこと。
他の犬の存在によって、やる気が高まる犬もいるそうです。
犬にもライバル視することがあるのかも知れません🤔
ギャラリーがいると、ドヤ顔パフォーマーに
そして、ラムにはまた別の特徴も。
それは、
ギャラリーが見ていると俄然張り切ること!!
まさに、ドヤ顔パフォーマー🤣
以前、トレーナーさんから、
「ラムは競技会向きかもしれませんね」
と言われたことがあります。
理由は、
人に見られると張り切るタイプだから🤣
競技会では、普段とは違う場所で、審査員や観客がいる中で課題に取り組みます。
パニックを起こして脱走してしまう犬もいるそうです。
我が家の愛犬、なかなか肝が座っております✋️
「ね〜ね〜! 今のオイラ見てた?」
以前、知り合いの方に誘われて、ディスクの大会を見に行ったことがあります。
大会に出場していたシニアのボーダーコリー。
飼い主さんのお話では、年齢を考えて大会への出場を控えていたそうです。
ところが、久しぶりにシニアクラスへ出場したところ、また生き生きし始めたのだとか。
その日のパフォーマンスが終わると、そのボーダーコリーは自分から私たちのいる応援席へやって来ました。
満面の笑みです。
まるで、
「ね〜ね〜! 今のオイラ見てた😁?」
と言っているみたい。
飼い主さんがリードを引いて退場しようとしても、何度もこちらをチラチラ振り返ります。
その姿が、なんとも可愛らしくて🤭
久しぶりの大会。
大好きなディスク。
そして、見てくれている仲間達。
生き生きとした姿が、今でも印象に残っています。
犬のやる気スイッチは、どこにある?
犬のやる気は、ご褒美や飼い主の働きかけだけで決まるものではないのでしょう。
他の犬の存在。
自分の出番を待つ時間。
人に見られる環境。
そして、好きなことに取り組める機会。
そんな周囲の状況も、犬の気持ちを動かすきっかけになるのだと思います。
犬が自分から「やりたい!」と前のめりになる瞬間には、その犬ならではの理由がある。
そんな瞬間を見つけることも、
私が犬と一緒に学ぶ楽しさのひとつです。
Little Steps|Teaching each other.
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