ラムがまだパピーだった頃。
パピー教室で、こんなことを教えてもらいました。
犬はこの先、病気や手術などで服を着なければならないことがある。
だから、元気なうちから
「服を着る」という経験にも慣れておくといい。
なるほど🤔
確かに、避妊手術をすれば術後服を着ることになるかもしれません。
そこでラムも、少しずつ服を着る練習を始めました。
ところが。
これが意外と簡単ではありませんでした🤣
最初は、自分で脱いでいました
最初の頃は、服を着せても気になってしまうようで、自分で脱いでしまうことがありました。
そして、四つ足を覆うロンパースのような服を着せると――
固まる🤣
どうやら、身体を覆われること以上に、足まで覆われる感覚に戸惑っていたようです。
もちろん、この時点で無理に着せ続ける必要はありません。
短い時間から。
着てみる。
少し動いてみる。
そして脱ぐ。
そんなふうに、「服を着ている状態」そのものを少しずつ経験していきました。
四つ足レインコートを着せたら、動かなくなった🤣
雨の日にも使えるようにと、四つ足タイプのレインコートも用意しました。
ところが、着せてみると……
動かない🤣
いつものラムはどこへ行ったのでしょう。
四本の足を覆われた途端、明らかに動きがぎこちなくなってしまいました。
この動画を今見ると、服を着ることも犬にとっては立派な「初めての経験」だったのだと思います。
人間にとっては、ただ一枚の服。
でも犬にとっては、
身体に何かが触れている。
足が覆われている。
いつもとは身体の動かし方が違う。
そんな知らない感覚が一度に増えることになります。
慣らすことと、無理をさせることは違う
その後、ラムは少しずつ服に慣れていきました。
でも、四つ足タイプのレインコートは結局買い替えました🤣
「練習すれば着られるようになるかもしれない」
とは思いましたが、
そこまでして、この形を着てもらう必要もない。
四つ足を覆わないタイプなら、もっと普通に動けます。
だったら、そちらを選べばいい。
今振り返ると、これも大切なことだったように思います。
社会化は、犬に何でも我慢できるようになってもらうことではありません。
経験する機会を作る。
犬の反応を見る。
少しずつ慣れてもらう。
それでも合わないものがあれば、人間側が方法を変える。
ラムに教えているつもりだった私たちも、ラムの反応を見ながら選び方を覚えていきました。
服は、思わぬところでも役に立った🤣
そしてラムの場合、服に慣れておいて良かった理由がもうひとつありました。
とにかく汚れる🤣
地面を走る。
草むらへ入る。
ゴロゴロする。
遊び終わる頃には、服が見事なグレーになっていることも🤣

術後服に備えて始めた練習でしたが、日常では泥んこ防止という別の意味でも大活躍することになりました。
そして後には、泥んこどころではないものからラムを守ってくれたこともあります🤣
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そして、本番の術後服
そうして服にも慣れていったラム。
避妊手術のときには、当初の目的だった術後服を着ることになりました。
元気なときから服を着る経験をしていたので、術後服そのものは受け入れることができました。
「練習しておいて良かった」
そう思っていたのですが――。
抜糸前日。
ラムはとうとう、ある重大な事実に気づいてしまいました。
背中にマジックテープがある🤣
身体をくねくね。
ゴロゴロ。
どうにか背中を攻略しようとするラム。
あと一日だったのに。
最後の最後で、術後服の仕組みを見破られました💦
今ではロンパースも普通の日常着に
パピーの頃は、四つ足を覆う服を着ると固まっていたラム。
でも少しずつ経験していくうちに、ロンパースも普通に着られるようになりました。

今では、マンダリンブラザーズのロンパースを何色も愛用しています🤣
振り返ってみると、服を着る練習の目的は、
「どんな服でも着られる犬にすること」ではなかった
のだと思います。
この先、必要になるかもしれないことを、元気なうちに少しだけ経験しておく。
そして、その経験をどう感じているのかを見ながら、人間側もやり方を変えていく。
服を着るという小さな練習も、ラムが人間社会の中で暮らしていくための社会化のひとつでした。
そして私たちにとっても、
ラムを見ながら、選び方を覚えていく練習だったのかもしれません。
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🌿術後服にもすっかり慣れて、あとは抜糸を待つだけ。
……だったはずが、前日にラムが“あること”に気づいてしまいました。
🌿服を着ることだけでなく、電車、クレート、散歩、日常のケアなど。
パピーだったラムが、人間社会のさまざまな「初めて」を少しずつ経験してきた記録をまとめています。



