「じゃあこれならどう?」を考える犬|「ダメ」ではなく「調整」を覚える

ジャンプしながら嬉しそうな表情を見せるジャックラッセルテリアのラム。周りの犬たちと一緒に幼稚園で遊んでいる様子。

ラムは、パピーの頃からジャンプがすごかったです。

嬉しい。
楽しい。
テンションが上がる。

すると――

ぴょーーーん!!!

まるでバネ🤣

子犬の幼稚園の先生から送られてくる写真にも、 毎回しっかり写っていました。

他の犬たちは普通に立っているのに、 ラムだけ空中にいる😅

しかも顔が、 めちゃくちゃ楽しそう。

パテラの診断を受けていた私は、 そのジャンプを見るたびにヒヤヒヤしていました。

「ダメーーー!!」 「ジャンプしない!!」

何度言ったか分かりません🤣

でもジャックラッセルテリアという犬種は、 なかなか簡単には止まりません。

むしろ、

「え?なんで?」

みたいな顔をします。

そして、 ここからが面白かったんです。

ある日、友人が言いました。

「ラムちゃんって、4本足でジャンプするんだね😳」

私はその時、 意味が分かりませんでした。

普通犬って、 垂直に跳んで、 後ろ足で着地することが多いです。

でもラムは、 4本足で跳んで、 4本足で着地していたらしいのです。

私は気がつきませんでしたが、

言われてみれば、 たしかにそんな感じでした。

しかも最近は、 完全にジャンプすることが減りました。

その代わり、 前足だけぴょんぴょんっ🤣

完全には飛んでいない。

でも嬉しさは表現したい。

私は思わず笑ってしまいました。

「この子、交渉してる🤣」

ジャンプは禁止された。

でも、 嬉しい気持ちは消えない。

だったら――

「じゃあこれならどぉ😏?」

ラムは、 自分なりの“折衷案”を考えていたのかもしれません。

今思えば、 それはラムなりに試行錯誤した”ジャンプの“進化”でした。

パピー期は、 完全に垂直跳び。

その後、 4本足ジャンプへ進化。

そして現在は、 前足ぴょんぴょんスタイルへ🤣

ラムなりに、 少しずつ調整していたのかもしれません。

最近よく思います。

犬って、 ただ我慢しているわけじゃない。

ちゃんと考えている。

どうしたら伝わるか。
どうしたら一緒に暮らせるか。

ラムは、 「ダメ」と言われたから消えるのではなく、 “調整する”方向へ少しずつ変わっていきました。

それはきっと、 遊びの中で、 たくさん自分の体を使ってきたから。

ノーズワーク。 スラローム。 バック。 ピボット。 ゆっくり歩く練習。

「どう動くか」 「どう力を使うか」

そんな小さな積み重ねの中で、 ラムは少しずつ、 自分の興奮と付き合う方法を覚えていったのかもしれません。

もちろん、 今でもテンションは高いです🤣

嬉しいと、 目をキラキラさせながら、 「ねぇ!!遊ぶ!?😆」 と全力で誘ってきます。

でも、 あの頃みたいな “勢いだけのジャンプ”は、 減りました。

その代わり増えたのは、 考える時間。

私は最近、 そんなラムを見ながら思います。

インパルスコントロールって、 「興奮を消すこと」じゃないのかもしれない。

嬉しい。
楽しい。
やりたい。

その気持ちはそのままに、 “どう表現するか”を学んでいくこと。

ラムは今日も、 きっと私に言っています。

「完全には飛んでませんけど😏?」

体高30センチの先生は、 今日も自分なりの“正解”を考えながら生きています。


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