それでも、未来が怖かった日々
まだ何も失っていないのに、なぜか未来が怖くなった日がありました。
生後10ヶ月で、膝蓋骨脱臼(パテラ)のグレード2と診断され、手術を勧められたラム。
小さな体で、元気いっぱい走り回っていたラムを見ながら、私はこれからの未来を心配していました。
走れなくなったら、どうしよう。
好きなことができなくなったら、どうしよう。
まだ何も起きていないのに、私は起きるかもしれない未来を恐れていました。
正解を探して、調べて、悩んで、迷って。
それでも、どうすればいいのか分からなくて。
そんな私の隣で、ラムはいつも、目の前の一日を精いっぱい生きていました。
このシリーズは、パテラと診断されたラムとの暮らしを通して、私自身が迷い、学び、少しずつ変わっていった記録です。
このシリーズについて
『まだ何も失ってないのに』は、ラムがパテラと診断されてからの約3年間を振り返った物語です。
手術を勧められたあの日。
周囲の言葉に揺れたこと。
リハビリが思うように進まなかった日々。
そして、少しずつ見つけていった、ラムとの暮らし方。
当時の気持ちや出来事を、全8話のブログに綴っています。
それぞれの物語の続きは、noteで読むことができます。
シリーズ一覧
第1章|手術と言われたあの夜、私は未来を失った気がした
生後5ヶ月で初めて膝が外れたラム。生後10ヶ月で再び症状が現れ、私は大きな不安を抱えることになりました。

第2章|“小さすぎるね”の奥にあったもの
「ジャックにしては小さすぎるね」。何気ない言葉に傷つき、いつの間にか目の前のラムよりも、周囲の言葉や数字を気にするようになっていました。

第3章|坂道の上にあった光
手術を勧める先生と、必要ないと言う先生。異なる意見の間で揺れながら、私たちは三軒目の動物病院を訪れました。

第4章|正解をやっているのに、うまくいかない
ゆっくり歩く散歩と、毎日のマッサージ。教わったことを続けているのに、なかなか結果が出ない。焦りと葛藤が募っていきました。
第5章|限界だった、あの頃の私
周りの犬たちは、楽しそうに走っている。それなのに、ラムは一緒に遊べない。比べるたびに苦しくなっていた、あの頃の私の記録です。

第6章|孤独の先にあった、小さな灯り
孤独の中にいた私に届いた、友人からのメッセージ。そして獣医師さんたちの言葉。少しずつ、私の心に変化が生まれていきました。
第7章|孤独を越えたあとの日常
劇的に何かが変わったわけではありません。それでも、ラムと歩くいつもの道が、少しずつ違って見えるようになりました。
最終章|ラムが教えてくれたこと
特別なことをしたわけではないラム。それでも、私はその小さな存在から、たくさんのことを教わりました。
物語の続きはnoteで
ブログに綴ってきた『まだ何も失ってないのに』を、ひとつの作品としてまとめました。
当時の出来事を振り返りながら、ブログには書ききれなかった経験や気持ちも加え、大幅にリライトしています。
手術を勧められたあの夜から、リハビリに悩んだ日々、そして約3年後のラムの姿まで。
まだ何も失っていないのに、失うことばかり恐れていた私が、ラムと一緒に見つけたもの。
その物語を、最後まで綴りました。
note『まだ何も失ってないのに|“手術”と言われたあの日から』
プロローグ・第1章は無料でお読みいただけます。
最後に
あの頃の私は、ずっと「正解」を探していました。
何をすればいいのか。
どうすれば守れるのか。
迷いながら、立ち止まりながら、それでもラムと一緒に歩いてきました。
あの時間があったからこそ、今の私たちがあるのだと思います。
まだ何も失ってないのに。
あの頃の私が恐れていた未来の先にも、ラムとの毎日は続いていました。
🐾合わせて読みたい
🌿この経験の中でラムが教えてくれたことも、
よろしければのぞいてみてください。
🌿Instagramでは、
ラムの日常やお出かけの様子を載せています。





