🌿やらせないことで、うまくいくようになった話
「なんでこの子、やらないんだろう」
そう思っていた頃の私は、 ラムを“動かそう”としていました。
呼んでも来ない。
捕まえようとすると逃げる。
ハーネスを見ると離れていく。
そんな時期がありました。
ラムのパピー期、 私が一つだけ意識していたことがあります。
それは、
できるだけ犬に選ばせること。
無理やりやらせるのではなく、 ラムが自分で行動するようにすることでした。
例えば、こんなことです。
・「ハウス」と言ったら自分で入る
・散歩のときは自分から玄関に来る
・首輪やハーネスも自分から来る
抱っこしてクレートに入れることはしませんでした。
追いかけて捕まえて、 散歩に連れていくこともありませんでした。
必ず、 ラムが自分で動く。
これを大切にしました。
もちろん、 最初からうまくいったわけではありません。
散歩のとき、 なかなか玄関に来ない時期もありました。
そんなときは、
寒いからかな?
ハーネスが嫌なのかな?
体調が悪いのかな?
と理由を考えました。
実際にそのときは、 ハーネスから首輪に変えたら、 ラムは自分から玄関に来るようになりました。
犬の学習の基本は、
自分の行動で、 結果が変わることを覚えること。
これを、 オペラント学習といいます。
簡単に言うと、
自分で行動する
↓
良いことが起きる
↓
またやる
という仕組みです。
逆に、
抱っこして入れる
捕まえて連れていく
この方法だと、 犬にとっては
「やらされる出来事」
になります。
すると、
クレートを嫌がる
捕まると逃げる
首輪やハーネスを嫌がる
そんな行動につながることもあります。
でも、
自分から行く
↓
楽しいことが始まる
この経験を重ねると、 犬は
「自分から動く方がいい」
と学習します。
そして少しずつ、 変化が出てきました。
首輪を出すと、 自分から近づいてくる。
散歩の準備が終わると、 自分から玄関に来る。
散歩の準備が長すぎると、 玄関に座って、 静かに煽りを入れてくることもあります🤣
「まだですか?」
みたいな顔で、 じーっとこちらを見ています。
「ハウス」と言うと、 自分からクレートに入る。
ただ、 時々ちょっと面白いことも起きます。
パパさんが休みの日。
夜に翌日の準備をしていると、 ラムが突然クレートに入って待機していることがあります。
「もしかして、お出かけ!?」
と思っているのだと思います🤣
でも、 その日はただの翌日の準備。
「今日は消灯です✋️」
という空気になると、
ラムは
「えっ?」
みたいな顔をしています。
逆に、 パパさんとの散歩の日は、 私の後ろに隠れることがあります。
パパさんは玄関で、
「ラム行くぞー!」
とオヤツ片手に待っています。
でも、 オヤツでも動きません🤣
結局、 私が一緒に玄関まで行き、 ラムは何度もこちらを振り返りながら、 出発していきます。
たぶんラムの中では、
「自分で納得して動く」
ことが大事なのだと思います。
特別なことを教えたわけではありません。
ただ、 犬に選ばせる。
それだけでした。
犬は、 自分で選んだ行動を、 よく覚えます。
そしてその経験は、
「やらされる関係」
ではなく、
「一緒に動く関係」
に変わっていきます。
体高30センチの先生は今日も、
“動かされるより、 自分で動く方が楽しいよ”
と教えてくれています。
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🌿”自分で考えて動く犬”について書いた記事です。
🌿犬は、自分の体を感じながら、”どこがどう動くか”も考えています。



