ドッグランの真ん中で、伏せた理由 | 犬は自分でOFFに入れる

ドッグランの芝生の上で、周囲を見ながら自分から伏せて休憩しているジャックラッセルテリアのラム。

近所のドッグランに行くと、
同じくらいの歳のジャックラッセルたちが集まることがあります。

その日は、ちょっとした“ジャックラン”。

走って、追いかけて、じゃれて——
みんなでひとしきり遊んだあとでした。

ふと見ると、
ラムがドッグランの真ん中で、伏せていました。

誰に言われたわけでもなく、
自分から、すっと。

その様子を見て、
近くにいた飼い主さんが言いました。

「ラムちゃん、疲れちゃった?」

たしかに、そう見えたと思います。

でも私は、
少し違うような気がしました。

疲れて動けない、というよりも
自分で“落ち着く時間”を選んでいるように見えたんです。

気になって調べてみると、
ドッグランのような刺激の多い場所で
犬が自分から伏せて休むのは、

「心も体も満たされていて、
自分で自分をコントロールできている状態」

——そんなふうに言われていました。

遊びに夢中になることも大事だけど、
そこから自分でスッと抜けて、静かに戻れること。

いわゆる“オンとオフ”の切り替え。

これは教えるというより、
少しずつ育っていくものなのかもしれません。

ラムはしばらくそのまま伏せて、
周りをぼんやり見ていました。

そしてまた、
何事もなかったように立ち上がって、
ボールを追いかけに行きました。

以前の私は、
「知っている場所だから、安心して伏せられるのかな」
と思っていました。

でも最近、
初めて行ったドッグランでも、
ラムは途中で自分から伏せて休憩していました。

興奮したまま走り続けるのではなく、
自分で少し力を抜いて、
また戻っていく。

もしかしたらラムは、
“場所に慣れた”だけではなく、
自分で自分を整える力そのものを、
少しずつ身につけてきたのかもしれません。

遊ぶこともできるし、
落ち着くこともできる。

その両方を、自分で選べること。

きっとそれは、
これまでの小さな積み重ねと、
安心できる経験の積み重ねがあってこそなんだと思います。

体高30センチの先生は
今日も、「自分で整えることの大切さ」を教えてくれました。


🌿落ち着く力も、集中する力も、小さな積み重ねの中で育っていくのかもしれません。

🌿”発散”の先にある、落ち着きや満足感について考えた記事です。

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