怖い物克服記①|はじめの一歩

水に足を入れているジャックラッセルテリアのラムのはじめての一歩の様子

ラムの社会化は、ちょっとスパルタでした。

ラムを迎える前、
私は子犬の「社会化」について調べていました。

そこで知ったのが、

子犬は最初は怖いもの知らずで、
生後4〜6ヶ月頃に「恐怖期」がくるということ。

そしてこの時期までに、
できるだけ多くのものに触れておくことで
その後の犬生が大きく変わる。

人間社会の中で、
過度な恐怖心を持たずに生きていける。

そんな内容でした。

「なるほど」

そう思った私は

ラムの“人間界スパルタ社会化”を
スタートさせました。

目次

抱っこ散歩

日本ではワクチンが終わるまで
地面に降ろしての散歩はNG。

でもこの時期は
社会化にとって一番大切な時間。

だから私は

毎日、抱っこで外に連れ出しました。

最初は家の近所。

少しずつ範囲を広げていきます。

・動物病院
・学校
・幼稚園
・消防署
・警察署
・テニスコート
・野球場
・スケボーパーク
・ドッグカフェ
・通勤ラッシュの駅
・踏み切り
・工事現場
・人混み(お花見)
・ホームセンター

ひとつの場所につき

20分ほど滞在。

「見る」だけの時間です。

ラムは

初めての景色を
ただじっと見ていることが多かったです。

この時、怖がったのは

ショベルカーと大型犬。

ブルブル震えていました。

でも私は

特に声はかけず、

ただ見守るだけ。

音慣れ

家ではYouTubeで
いろいろな音を流しました。

・雷
・花火
・動物の鳴き声
・生活音

最初は小さな音から。

様子を見ながら

少しずつ音量を上げていきました。

ラムは

動物の声には反応して

首をかしげたりしていましたが

雷と花火は苦手でした。

怖いと

ケージのベッドに隠れる。

本物の音を聞かせる前に

毎日少しずつ慣らしていきました。

家の中の社会化

家の中にも
怖いものはたくさんあります。

・掃除機
・洗濯機
・シャワー
・クイックルワイパー
・風で揺れる洗濯物

ラムは

最初、リビング以外に
行こうとしませんでした。

なので

抱っこで家の中も探検。

少しずつ、少しずつ。

散歩デビュー

ワクチンが終わり

ついに散歩デビュー。

私たちは

いろんな場所へ連れていきました。

・海
・山
・川
・湖
・牧場
・ドッグラン

この頃のラムは
犬をまったく怖がりませんでした。

大型犬にもひるまない。

まるで

「自分はドーベルマン」

そんな顔をしていました。笑

でも

ひとつだけ予想外だったのが

水でした。

怖いものと向き合う

ある程度

苦手が見えてきたところで

克服トレーニングをスタートしました。

家の中のもの

怖がるものを

あえてリビングに並べて

おやつを使った
ノーズワーク(宝探し)

遊びながら慣らす方法です。

今では

・避けるけどパニックにはならない

・見ていられる

そんな状態になりました。

散歩中のもの

ショベルカーは

抱っこ散歩の頃から

あえて見せていました。

今は普通に通れます。

でも最近は

なぜかゴミ収集車が苦手。

犬って不思議です。

雷と花火

雷は
年齢とともに変化していきました。

0歳
→ トイレに避難、震える

1歳
→ そばに来られる

2歳
→ かなり落ち着く

少しずつ慣れていきました。

花火は
最初は怖がっていましたが

距離を調整しながら

段階的に慣らしました。

水との戦い(2年)

一番時間がかかったのが

水でした。

顔をつけておやつを取るところからスタート。

ドッグラン

プール

何度も何度も挑戦。

そしてある日

ラムは自分から

川に飛び込みました。

そこから

少しずつ変わっていき

今では

水遊びが大好きになりました。

最後に

社会化期に

できるだけ多くの経験をさせたつもりです。

でも

今でも怖いものはあります。

それでも

避けるのではなく

慣れていく。

そして私は

できるだけ

「なんでもない顔」でいる。

不思議なことに

それだけで

ラムは落ち着くことがあります。

あるトレーナーさんが

「飼い主の不安は犬に伝わる」

そう言っていました。

確かに

人も同じかもしれません。

最近のラムは

大型犬を少し怖がるようになりました。

あれだけ強気だった

自称ドーベルマンも

どうやら

「自分は小さい」と

気づいたみたいです。笑


ラムはときどき、
こんな顔をします。

「スパルタっていうけどさ」
「ちゃんと楽しかったよ?」

たぶんこれも、
ラム先生の授業のひとつです。

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